弁護士に相談するにあたって
普段それほど縁のない法律の世界。 弁護士に相談するのが初めてという方も少なくないのではないでしょうか。 そこで、弁護士に相談するにあたってのポイントとガイドラインを説明したいと思います。
まず、弁護士に相談する場合は、いきなり法律事務所などに訪問するのではなく、まずは電話やメールでアポイントを取るのが通常です。 人づてやホームページなどで、ある程度の情報を集め、どの弁護士にお願いするか決まったら、まずは電話やメールなど(当オフィスの場合はオンラインフォーム)から連絡してください。 連絡した際に相談したい案件の内容(相続、債権回収、知的財産など大まかな種類)と希望相談日時を伝えておけば、どうしたらいいかを弁護士のほうから指示されるでしょう。 そこで、相談に訪問する日時の予約をしてから、約束した日時に事務所に訪問※する形となります。
弁護士と相談する際は、事実をありのまま、なるべく客観的に伝えるようにします。 当日、その場で話そうと思っていても、”相談したいと思っていたことの半分も話せなかった” なんてことも考えられます。 そこで、簡単な箇条書き程度でもかまわないので、メモなどに書き出し、それを見ながら相談するのがいいでしょう。 その場でメモを使わなくても、一度メモなどに書き出してみると、案外自分の頭の中の考えもまとまるものです。 ついつい、自分に不都合なことなどは話したくないものですが、有利なことも不利なことも、全て弁護士に伝えないと解決のための適切なアドバイスを受けることができません。 後になって違う事実が出てきたりすると、話が全く変わってしまうこともあるので気を付けてください。 また、相談に必要な証拠がある場合、その証拠となる書類や物なども、きちんとまとめて持っていきましょう。 現実に、証拠となるものがあるかないかで話が大きく変わることがありますので重要です。
コンサルティングでは状況を正確に伝えたら、どんどん質問して大丈夫です。 むしろ弁護士から説明される選択肢やアドバイスについて解らないことがあれば、確認してから正式に依頼するのが賢い利用方法です。
※当オフィスでは日本を含む遠方にお住まいの方を対象にメールかスカイプ等での相談も受けておりますので、ご来所が難しい場合には遠慮せずに事情をご説明ください。