初回相談の時間
私は初回相談に時間制限を設けておりません。
弁護士が的確な法的アドバイスを行うためには、事実関係を正確に把握し、それを法律に当てはめていく作業が必要となり、弁護士が把握している情報や事実関係が異なると、結論が180度近く変わってくること異なってくることがあるためです。 初回相談に時間制限を設けてしまうと、時間を気にして十分にご事情をお話しいただけなかったり、私も今後の進め方に対しても疑問点が残ってしまったりと、消化不良なままコンサルティングを終えることは決して珍しくありません。中でも、特殊なご事情がある場合は短い時間で状況を把握することは容易ではありません。
私は初回相談に時間制限を設けておりませんので、先ずは詳しく状況をお伺いさせていただければと思います。
契約書や資料の事前確認の重要性
よく勘違いされるのですが、一瞬で書類に目を通し、その場で明確な回答をするのはドラマや映画の中だけの話です。弁護士も人間ですから、実際には関係書類をよく読み込み、時間を置いて考えるとアドバイスが変わることも少なくありません。むしろ、コンサルティングの場で契約書や資料に目を通して、即興でアドバイスを行うというのはミスにつながりやすく、トラブルが起きやすいといえます。 ほぼ全てのクライアントは悩まれた末に弁護士に相談されるわけですから、その期待に応えられるよう、初回相談前に契約書や資料などの関係書類を拝見した上で、必要な下調べを行い、私なりに考えを纏めてからコンサルティングさせていただきます。そのため、初回コンサルティングまでに時間を有するケースもあります。もし緊急性の高い状況でしたら、可能な限り、対応させていただきますので、遠慮なくお申し付けください。 いずれの場合も、より具体的かつ精度の高いアドバイスができるよう、先ずは状況をメールにて事前に確認させていただければと思います。
正式なご依頼について
当オフィスでは、まずは初回相談をご依頼いただき、クライアントの方がどういった状況にあり、どういった手続きが可能なのか十分にご理解していただいてから正式にご依頼をかけていただきたいと考えています。ですから、当オフィスで法律相談を受けたからといって、その場で正式にご依頼いただく必要はありません。むしろ少し時間を置き、よく検討してからご依頼いただければと思います。また、初回相談で問題が解決される場合も多くあり、その場合初回法律相談料以外に費用は発生いたしません。
初回法律相談料
当オフィスの初回法律相談料は以下の通りです。
個人による相談: 450ドル + GST *
刑事事件、離婚に関する相談**: 900ドル + GST
法人***による相談: 1,500ドル + GST
*GSTは消費税10%
** 刑事事件、離婚については、私がアドバイスすることが出来るまでに必要な書類や質問事項が多岐に亘ります。 その場でお伺いした内容に対してアドバイスが欲しいという場合、一般的な内容であれば回答できますが、特殊な内容については事前に調査や検討する時間が必要となる点について、ご理解いただければと思います。
*** 従業員10名以上。 従業員が50名以上を超える法人のタイムチャージは個々にご相談ください。
時間報酬制(タイムチャージ)
私のタイムチャージ(時間報酬制費用)は1時間300ドル+GST(消費税10%)となっております。 タイムチャージ*についての詳細はこちらのページ(https://kklaw.com.au/how-to-chose)をご参照ください。
*日本の弁護士業界ではアメリカのように時間報酬制のことをタイムチャージと呼び、オーストラリアの弁護士業界ではHourly Rate(アワリ―・レート)と呼び、その性質は同様です。
お見積もりについて
弁護士の仕事といいますのは、他の仕事のように大量生産が出来るものではなく、それぞれの案件に真剣に取り組むほど、どうしてもフルオーダーメイドとならざるを得ないものです。 まずは初回相談にて、私が弁護士として考える最善の進め方を提案させていただければと思います。
顧問契約
私のスケジューリング調整が難しい為、現在、新規の顧問先はお受けしておりません。
良くある質問について
当オフィスのよくある質問 Q&Aをご参照ください。