オーストラリアの弁護士費用について

オーストラリアの弁護士費用について

はじめに

当オフィスでは、クライアントが正式な依頼をかけるにあたって、どういった状況にあり、どういった手続きが可能なのか、弁護士による対応と課金対象を十分にご理解していただき、その上で依頼をご検討いただきたいと考えています。   (参照:神林のブログ オーストラリアの弁護士費用について

メールでの相談・見積もりについて

コンサルティング前の段階でメールで具体的な質問をしたり、見積もりを希望される方もいますが、これは誠実な弁護士であるほど回答が出てこないと思います。  私達弁護士の仕事は “事実を把握する作業” と、これに “法的解釈を加える作業” の二つの作業が必要となり、法律的な結論は事実によって変わりますし、正しい法律的解釈は正確な事実が前提条件です。  例えば、お医者さんに「お腹が痛いので、これは癌ですか?」 「費用の見積もりを出してください」 とメールで問い合わせても回答が出てこないのと同様です。  医師の場合でしたら、それはストレスを起因としたものなのか、ウィルス性のものなのか、盲腸なのか、果たまた癌なのか、適当に判断することはできませんから、クリニックにお越しいただいて状況を確認した上で、実際に触診をしたり、レントゲンを取ったり、CTスキャンを経て病状と措置を判断するよう、私達弁護士の仕事も状況を把握した上で進めていく必要があるものです。  とは言っても、掛かりつけの医師はいても弁護士にお世話になった方は多くないでしょうし、また、弁護士は医療のように保険が利きません。  そこで、当オフィスでは気軽にご相談いただけるよう初回法律相談料を私が以前勤めていた事務所の半額程度※にてお受けしております。  

※不動産売買、遺言状の作成、金融機関への申請代行(Unclaimed Money)など予め業務量の幅が大体決まっているものについては、面談後に業務量に応じた固定費用(初回相談は無償)を提案させていただいておりますので、遠慮なくお問い合わせください。

初回法律相談料

当オフィスの法律相談料は30分で下記の費用をいただきます。 当オフィスで法律相談を受けたからといって、その場で正式にご依頼いただく必要はありません。 少し時間を置いて、よく検討してからご依頼いただければと思います。  また、初回相談で解決される場合も多くあります。 その場合、初回法律相談料以外に費用は発生いたしません。

個人のお客様: 100ドル + GST  
個人事業主・中小企業のお客様: 150ドル + GST 
法人のお客様: 200ドル + GST 
注1:GST10%消費税
注2:御来所いただくことが難しいお客様は電話かスカイプで対応いたします。 電話かスカイプでの対応を希望される場合は初回の設定費用(通信料込み)として、別途に25ドル+GST頂いております。 
注3:2回目以降の法律相談料についてはタイムチャージ制となります。

見積もりについて 

当オフィスの見積もりは、初回法律相談にて詳しくお話をお伺いし、案件の事情背景とクライアントの状況を確認した上で、アドバイスと併せて出せていただきます。  実際にどれくらいの費用になるかは以下の点から決まりますが、事務員が対応できる難易度の低い案件については業務量に応じた固定費用を提案させていただいております。

時間報酬制(タイムチャージ)

進めてみないと見通しがつかない案件や業務量の幅が解らないご依頼については、時間報酬制(タイムチャージ)による弁護士費用の請求提案させていただきます。  時間報酬制は、1時間あたりの委任事務処理単価にその処理に要した時間(移動に要する時間を含む)を乗じた額を、弁護士費用として受け取る方法です。  1時間あたりの委任事務処理単価は、初回法律相談後、委任事務処理の内容(事案の困難性、重大性、特殊性、新規性)および弁護士の熟練度等により決定させていただきます。  

訴訟問題における着手金・報酬制の目安

事件または法律事務の性質上、委任事務処理の結果に成功不成功があるものについては、着手金・報酬金制により弁護士費用を設定させていただきます。  着手金は、その結果のいかんにかかわらず受任時に受けるべき委任事務処理の対価をいい、報酬金は、その成功の程度に応じて受ける委任事務処理の対価をいいます。

一般民事訴訟事件の着手金・報酬金の基準の目安は次のとおりです。
但し、事案の困難性、特殊性等を勘案し、着手金を低額に抑える、又は着手金のない完全成功報酬制にする等、事前の依頼者様との合意により最終的に決定させていただきます。

一般民事訴訟事件における着手金の目安

経済的利益

3万ドル以下の部分

8%(+GST)
(最低額2000ドル)

3万ドルを超え8万ドル以下の部分

4%(+GST)

8万ドルを超える部分

2%(+GST)

一般民事訴訟事件における報酬金の目安

経済的利益

3万ドル以下の部分

16%(+GST)

3万ドルを超え8万ドル以下の部分

8%(+GST)

8万ドルを超え30万ドル以下の部分

6%(+GST)

30万ドルを超え300万ドル以下の部分

4%(+GST)

300万ドルを超える部分

2%(+GST)

なお、経済的利益の算定が困難な事件につきましては、事案の内容に応じて別途決定させていただきます。 また、委任事務処理のために弁護士が当オフィスを離れ、出張をする場合には、所定の日当をいただきます。

 

顧問料

継続的に法律相談および委任事務処理を依頼される場合には、顧問契約を締結し、毎月一定額の顧問料をお支払いいただくことで、委任事務処理費用を割引させていただきます。 顧問契約の内容につきましては、法律相談時に説明させていただきますので、気軽にお問い合わせください。

 

固定費用でお受けできる案件について

一般的に弁護士が固定費用でお受けできる案件は業務量に大きな幅がなく、弁護士が相談を受けた後は事務員が業務の殆どを対応できる案件が一般的です。  良くあるご依頼内容としては、不動産売買、遺言状の作成や成年後見などが代表的なものとなります。  

不動産売買の費用見積もり 

種類 REIQ での契約 その他の契約
不動産購入 $1,100.00
($1,000.00 + GST)
$1,375.00
($1,250.00 + GST)
不動産売却 $880.00
($800.00 + GST)
$1,100.00
($1100.00 + GST)

基本的な遺言書と継続委任状作成の費用見積もり

種類 お一人の場合の見積もり ご夫婦の場合の見積もり
基本的な遺言書*1 $495.00
($350.00 + 日本語訳$100.00 +GST)
$825.00
($650.00 + 日本語訳$100.00 + GST)
基本的な遺言書と成年後見人設定のパッケージ $660.00
($500.00 +日本語訳$100.00 +GST)
$1,155.00
($950.00 +日本語訳$100.00 + GST)

*1 上記見積もりは当オフィスにおける定型遺言書でご依頼いただいた場合となります。 定型遺言書以外でのご希望がある場合や複雑な内容については、別途、費やした時間としてタイムチャージ制での課金となります。
*2 オーストラリアで有効となる遺言書は英語で記載されている必要があります。 英文の遺言状を読んでご理解いただけないクライアント様には遺言内容が無効となってしまう可能性がありますので、当オフィスがお客様に日本語訳をお渡し、ご理解いただいた上で書類署名いただく必要があります。

PAGE TOP